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2月15日付の西日本新聞に 非常に興味深い記事が掲載されました。 現在、日本最高峰といわれる石橋コレクションの石橋美術館では、 「美術事始め 見る、知る、考える展」が開催されています。 詳しい情報はこちらへ(石橋美術館のサイト) http://www.ishibashi-museum.gr.jp/exhibitions/index.html その石橋美術館の学芸員・植野健造さんのお話が、 西日本新聞「ミュージアムめぐり 学芸員のいちおし」に掲載されました。 植野さんの「いちおし」は、黒田清輝作の「針仕事」です。 私も今まで何度も観た作品ですが、 植野さんが語っているお話しは非常にロマンティックです。 簡単にその概要をいいますと、次のとおりです。 この作品は、黒田が1890年にフランス留学中に パリ郊外のフォンティーヌブローの森のはずれの グレーという農村で描いたものだそうです。 黒田は、この地で帰国までの数年間に この絵のモデルとなったマリアの作品をいくつか描きます。 マリアはこの村の食肉店の娘で 黒田はこの家の納屋を借りて制作に取り組んだようです。 当時、黒田は23歳、マリアは19歳。 黒田はマリアにモデルを超えた思いを抱き、 異国の地で青春の思い出を描いたと想像されます。 しかし、旧薩摩藩の有力藩士の子弟だった黒田は、 生涯その思いを語らなかったようです。 黒田の没後に、黒田を知る画家での座談会では、 「夫婦の約束ぐらいはしているよ」 「僕はプラトニックだと思っている」 などの話が出たようですが、定かなことは不明のようです。 1900年に黒田は東京美術学校の教授となって 再びフランスを訪れます。 日本洋画界の中心にいる黒田をマリアが訪問しますが、 泣くマリアを黒田がなだめて帰したそうです。 叶わぬ恋の切なさが伝わってくるような話です。 今まで「針仕事」の作品は どこか暖かで、優しい感じの作品というイメージしかありませんでしたが、 この話を読んで、 次に目にするときは違った気持ちで観れる気がします。 また、黒田清輝は青木繁を正しく評価できなかったのではないか、 そんなイメージを持っていましたが、 これもちょっと変わってしまいそうです。 |
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はじめまして。カミタクと申します。
私が運営しておりますホームページ「温泉天国・鹿児島温泉紹介!」 http://homepage2.nifty.com/kamitaku/kagoonin.htm 内のサブ・コンテンツ ○ 岩崎美術館・工芸館訪問記 http://homepage2.nifty.com/kamitaku/KAGKAN29.HTM ○ 長島美術館訪問記 http://homepage2.nifty.com/kamitaku/KAGKANAI.HTM ○ 鹿児島市立美術館訪問記 http://homepage2.nifty.com/kamitaku/KAGKAN24.HTM から貴ブログ記事にリンクを張りましたので、その旨報告いたします。 鹿児島県は黒田清輝の故郷ですので、黒田清輝の作品を展示している美術館がたくさんあります。 今後とも、よろしくお願い申し上げます。 |